VS 知多JY 0-3●
早くも第3節・・・テスト期間、怪我人、海外サッカー遠征などなどチーム状況が一向に整わない中、どんどんリーグ戦が消化されていきます。
それでも4月に行われる大一番「JCY U15クラブユース選手権パロマカップ」に向けてチームの完成度を高めていくには「絶好の機会」とポジティブにとらえていきます!
今節の対戦相手は東海地域屈指の強豪刈谷JYさんの兄弟チーム知多JYさん、クラブの規模も人数も到底叶わないクラブに対して真っ向勝負を挑みました。
前節同様、相手チームはGKを含めたビルドアップから左右にボールを動かしギャップを突いてきますが、この日の2トップは走力やスピードがあるためファーストDFの対応として効果的な役割を果たし、2列目3列目が連携し随所でインターセプトからのショートカウンターを繰り出します!
お互いの戦況は変わらず駆け引きの時間が続きますが、ゴール前を埋め尽くされたCKから痛恨の失点、続けざまに守備の緩さを突かれて連続失点。良くない癖が発動してしまい、前半を0-2で終えます。
ハーフタイムは意気消沈気味の選手たちに
「相手監督、選手たちが上手くいかずイライラしているぞ!」
「試合前に伝えたサポートの声が全くないではないか?」
「次の1点が勝敗を分ける」
と伝え、より攻撃的に、得点を奪うため、ポジションを入れ替えで後半へ送り出します。
後半の戦況は前半と打って変わり、序盤からこちらのペース!
意図的な守備からミドルサードでボール回収しアッタキングサードへ侵入します!!
完全に流れをつかみ決定機を演出しますが、GKの頭上を越えたコントロールショットは、
人工芝が擦り減ったピッチにボールが大きく跳ねて枠外に・・・
「ここでゴールが生まれていれば」と悔やまれるチャンスでした。
前半との攻守逆転現象で、後半はカウンターのリスクマネジメントに注意を払い警戒していましたが
左サイドの深い位置から蹴り込まれたボールがゴールイン・・・0-3と点差が開いてしまいました。
その後も交代カードを切り果敢に攻撃を続けます。
残り時間も10分、何度もアッタキングサードへ侵入し相手の守備を崩すことに成功!
崩し切ったところで、シュートを放ちますがGKのカバーに入った相手DFのクリアによりまたしてもゴールならず、そのまま試合終了。
結果的には3点差の大敗となりましたが、2度の決定機が決まっていればという試合展開。
ベストメンバーではない状態でも、ポジション変更や途中交代の選手たちもしっかりと役目を果たせるようになってきたことは、確かな成長を感じさせてくれます。
そして前節の課題となった「連動性・連続性」が改善された点は素晴らしい、このままチームの完成度を高めていきましょう!
但し、継続して取り組んでいる1-4-4-2システムの可変についてはまだまだ未成熟です。
冬場はゲーゲンプレスが効果を発揮しますが、真夏の試合ではボールを意図的に保持することも大切です。
「GKからのビルドアップやテンポ良くボールを動かす様々なテクニック」
「アッタキングサードへの侵入の精度と回数」
「フィニッシュとその手前のプレーの精度」
は大きなテーマです。残り半年強、丁寧に積み上げていきましょう!
対戦相手の皆さん、応援して頂く皆さま、ありがとうございました。